2014.02.08

「大本命」髙梨沙羅がソチで金メダルを争う「対抗馬」は誰か?

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi photo by Getty Images

 ケガから復帰したヘンドリクソンが、ヒルサイズを普通に飛べるまで状態を戻してくれば、完璧なテレマーク着地ができる技術を持っているだけに接戦になる可能性は高い。だが彼女は、今シーズンのW杯ポイントを持っていないため、ソチ本番での1本目の試技の順番は前半になる。そしてそれが、勝敗を分けるかもしれない。

 前半に飛ぶ選手は、風などの条件が不安定であっても、試合進行をスムーズにするためにドンドン飛ばせる傾向がある。そのため、後半に飛ぶトップ選手に比べて悪条件になってしまうことが多く、それがヘンドリクソンに不利に働く可能性は否定できない。

 だがそのハンデをヘンドリクソンが乗り越え、大接戦でのメダル争いとなれば、髙梨とヘンドリクソンにとって、その価値はさらに高まるものになるはずであり、彼女たちもそれを望んでいるはずだ。

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