小芝風花、フィギュアスケーターとして辛かった手術とたくさんの楽しい思い出 (4ページ目)

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 立松尚積●写真 photo by Tatematsu Naozumi

ーー昨年から髙橋大輔選手がアイスダンスに転向したことで注目を集めていますが、アイスダンスの魅力はどういう部分だと思いますか?

小芝 ふたりで息を合わせて滑るのはすごく難しいですし、美しさをより求められる競技です。個性よりもふたりでそろえる技術が必要になってくるので難しい反面、ふたりで滑ることで喜びも2倍になりました。シングルは個人競技なのでみんながライバルですが、アイスダンスは仲間がいる。同じ目標を目指していく相手がいるというのは、私にとってはとても楽しかったですね。

(後編につづく)

【profile】 
小芝風花 こしば・ふうか 
1997年4月16日、大阪府生まれ。小・中学時代はフィギュアスケートに打ち込み、アイスダンス種目では2011年の第15回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会で優勝。11年、「ガールズオーディション2011」グランプリ受賞。14年には『魔女の宅急便』で映画初主演を果たし、第57回ブルーリボン賞新人賞を受賞。同年、春のセンバツ(第86回選抜高等学校野球大会)のイメージキャラクターに抜擢。21年のセンバツでは、大会公式サイト「センバツLIVE!」で出場校紹介動画ナレーションを担当している。現在、主演ドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』(テレビ朝日系)が毎週土曜23時〜放送中。また、自身初の朗読劇、「坂元裕二朗読劇2021『忘れえぬ 忘れえぬ』『初恋』『不倫』」が4月22日、同30日〜5月2日、東京と大阪で上演される。

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