宮原知子の「愛したプログラム」と来季。練習再開後に「焦った」わけ (5ページ目)

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha
  • エンリコ/アフロスポーツ、能登直●写真 photo by AFLOSPORTS、Noto Sunao(a presto)

 新型コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされていましたが、限られた練習時間ではありますが、6月1日から氷上練習を始めています。2カ月半ぶりの氷上練習では、すごくジャンプとかが怖かったのですが、想像していたよりは簡単に跳べました。

 自粛期間中にはローラースケートとかをしていたので、感覚がおかしくなっていて、最初はまったく滑られなくてすごく焦りました(笑)。2カ月半もリンクに立てなかったのは、やっぱり辛かったです。いくら陸上で回転練習をしても、氷の上でやってはじめてスケートの練習と言えるからです。

 とにかくいま(氷上練習再開から1週間後の取材時点で)は、久しぶりに滑り始めたので、調子を戻すことしか考えていません。

宮原知子
1998年3月26日、京都府生まれ。2011、12年全日本ジュニア選手権優勝。2014年から全日本選手権4連覇。2015年、16年GPファイナル2位。2015年世界選手権2位。


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