女子フィギュア五輪代表争いが激烈に。坂本花織はノーミスに自信あり (4ページ目)

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

 さらにスケートアメリカで自身初となる合計210点台を出し、グランプリシリーズ初表彰台となる2位になったことが大きな自信になった。本人もそのことを十分に理解しており、胸を張るようにこう語った。

「シーズンが始まったときはシニアの実感はなかったんですけど、今季たくさん試合に出て、試合にも慣れたし、自分もシニアなんだと実感してきて、点数もそこそこ出るようになって、自信がついてきました。そしてスケートアメリカで一気に、"いけるんじゃない!?"と思いました」

 過酷なスケジュールの中でも「ノーミス演技ができるように練習をやってきました」と断言できるほど、いまの坂本は揺るぎない自信を持っている。23日のフリーについては、「落ち着いてしっかりノーミスができるように調整して、表彰台を狙っていけたらいいと思います」と、意気込みを語った。

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