2017.11.13

宮原知子「あとはよくなることばかり」。
五輪代表を目指す8時間睡眠

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

「リハビリはきっちりしてきましたが、再発が怖かったので、とにかく慎重に、栄養と睡眠を徹底して、あまり疲れさせないようにしてきました。ジャンプについては、1本1本はまだマシだけど、あの子自身の心理的なことですごく不安があったと思います。練習していないことが不安なので、12月に入ってからもう少し追い込めるかなと思っていますが、あまり焦って再発しても困るので、慎重にしていきたいです。

 今回の演技を見て、あとはジャンプをはめ込むだけ。ステップもスピンもうまかった。あとはスピードとパワーがまだちょっとなかった。筋力はまだ7割しか戻っていないのですが、筋力はすぐに戻るので、あと3週間でそこをしっかり戻していきたい。スケートアメリカには、もうちょっと試合として攻撃的にもっていきたいなと思っています。体のほうがよくなってきているので、これからよくなることばかりだと思います」

 一方、宮原とタッグを組んで2人3脚で体調面やフィジカル面に取り組んでいる出水慎一トレーナーは、いまの宮原の状態をこう語る。

「疲労骨折の回復具合は、まったく問題がなく大丈夫です。血液検査の結果については、結局、数値が上がらないとまたいつ折れてもおかしくないという状況だったので、練習もすべて制限して、という状態がずっと続いていました。それが先週の血液検査の結果では正常(な数値)になっていました。