鈴木明子が語る五輪イヤー。
羽生結弦、宇野昌磨は「攻めた時に強い」

  • 元永知宏●取材・文 text by Motonaga Tomohiro
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

――無良選手に続くのは誰でしょう?

鈴木 田中刑事選手と友野一希選手でしょうね。田中選手は波の大きい選手ですが、プログラムが醸し出す雰囲気は独特で、味のある選手。友野選手はジュニアから上がってきて、非常に勢いがあります。いまの彼の年齢だからできるプログラムを用意していて、『ウエストサイド物語』はものすごくいい。ハツラツとしていて、彼らしさが出ています。怖さを知らないからこそ、台風の目になるんじゃないかと考えています。

――全日本選手権まで1カ月と少し。厳しい戦いが続きます。 

鈴木 男子シングルはソチからの4年で4回転の新時代に突入しました。平昌はそれぞれの選手がどんな構成で、どんな演技を見せてくれるのか、私も楽しみにしています。

■フィギュアスケート 記事一覧>>

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る