浅田真央、笑顔の引退記者会見。「自分らしさ」を貫いたスケート人生 (3ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao


涙で言葉に詰まりながら、最後は笑顔で会見を締めくくった涙で言葉に詰まりながら、最後は笑顔で会見を締めくくった 今季の競技終了後、しばらく氷から離れていた浅田は、「プロスケーター」として再出発の準備を進めている。今年7月から大阪市と地元の名古屋市で行なわれるアイスショーに向け、今までのスケート人生をすべて詰め込んだようなプログラムを作っていくという。また、「どんな形であってもフィギュアスケートに恩返しできるような活動をしていきたい」と語り、後進の指導についても、「以前もスケート教室をやっていたんですけど、また機会があればやりたいなと思います」と意欲を見せた。

 終始、晴れやかな表情で受け答えをしていた浅田だが、会見の最後にはこらえていた涙が溢れ、言葉に詰まりながら「新たな目標を見つけて、笑顔で前に進んでいきたい」と締めくくった。現在の日本のトップスケーターのみならず、そこを目指す若いスケーターたちの憧れの存在である「真央ちゃん」。勝負の世界から身を引いても、世界中の人々を魅了する姿を見せ続けてほしい。

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