「ロシア勢にも対抗できる」宮原知子、ガッツポーズも練習して世界2位 (5ページ目)

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha Enrico Calderoni/アフロスポーツ●写真

 今後もとにかく練習あるのみ。練習したら必ずできる子なので、自信が持てるジャンプになってきて、ちゃんとやれば評価が出るんだと思ったはずです。このファイナルではロシア勢と十分戦っていけることが分かったことが収穫だと思います。十里を行かんとする者はまずは一里からということでいうと、知子はいま七里くらい(の道半ば)ですかね。さらに、もう少し先に行くつもりでやっていきたいです」

 自他ともに認める日本のエースに成長した宮原が、次なる目標に見据えるのは、3連覇が懸かる12月下旬の全日本選手権、そして来年3月にある世界選手権での平昌五輪の出場枠取りだ。

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