【フィギュア】四大陸選手権。伸びしろ見せた日本の女子高生たち

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha
  • photo by ロイター/AFLO

 はっきりとは順位を口にしなかったが、視線の先は10位よりも上にあるように見えた。

 3月の世界選手権は、次回2016年の世界選手権の国別出場枠が懸かってくるだけに重要な意味を持つ。浅田真央や鈴木ら先輩が勝ち取った代表枠で3人が出場する日本女子は、最低でも上位2人の合計が13位以内(例えば6位と7位)に入らなければ、次回は3人枠を確保することができない。

 ロシア勢の強さが際だっている今季、世界選手権でも表彰台を独占する可能性は高い。日本勢は誰か一人でも上位争いに食い込んでくれば、可能性は広がるはずだ。いずれにしても厳しい戦いになるのは間違いないだろう。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る