ロマゴンが語る井上尚弥。「いつでも戦う。井上の自宅でやってもいい」 (3ページ目)

  • 水野光博●取材・文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

―― 井上選手の印象は?

ロマゴン スピードは最高。パワフルなハードパンチャーという印象です。同じく私もハードパンチャー。どちらが打たれ強いかは、今はわからない。彼に足りないものはないですが、私が時間の経過とともにボクシングを学んでいったように、彼もこれからボクシングを学んでいくのではないでしょうか。

―― では、井岡一翔選手と対戦する可能性は? ライトフライ級時代、WBAから対戦を言い渡されながら実現しなかった過去があります。

ロマゴン 彼からオファーはありませんでした。私を怖がったのではないでしょうか(笑)。

―― 井岡選手のことは、どれくらい知っていますか?

ロマゴン 試合は何回も見ています。今年の7月、私のスパーリングパートナーを務めた(キービン・)ララとの試合も見ました。しかし、井岡選手がそれほどいい選手だとは思いませんでした。

※キービン・ララ=ニカラグア出身の22歳。2016年7月20日に井岡選手とWBA世界フライ級タイトルマッチで対戦し、11RにKO負けを喫す。21戦18勝(6KO)2敗1分。

―― もし、対戦オファーがあったら?

ロマゴン たくさん(お金を)払ってくれるなら(笑)。しかし、これまでもオファーはないですし、きっとこれからもないのではないでしょうか。

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