2016.07.17

ジョシュ・バーネット「日本の総合格闘技はまた上り調子になっている」

  • 稲垣收●文 text by Inagaki Shu
  • 保高幸子●撮影 photo by Hotaka Sachiko

――今38歳ですが、何歳で引退というのは決めてるんですか?

「いや、それはない。前進し続けるだけさ。そして、時が来たら辞めるよ」

――確かに、ジョシュさんは激しい試合をしてるのに、衰えが見られないですね。

「僕は20年近くプロで試合してる。普通ならとっくに引退してるよ。最近は以前より負けも増えたけど、それは今も僕がトップレベルの相手と試合をしているからでもある。今も元気で試合できているのは、師匠たちのおかげさ。最初のコーチ、ジム・ハリソン、そしてマット・ヒューム、ビル・ロビンソン、カール・ゴッチ、エリック・ポールソン(元修斗王者)、ハル・シマニシ......。彼らから教わった技術と知識のおかげで今の僕がある」

――師匠たちの顔ぶれが凄すぎます!

「だろ? それに、僕は戦いのスタイルを変えることができる。ここ数戦ではサウスポーとオーソドックスを混ぜて戦ってる。最近特訓して、誰が相手でもサウスポーでも戦えるようになった。さまざまな技術を身につけてるから、ほかの選手にできない戦い方ができるんだ」

――年末にUFC Japanがあるという噂です。

「ホント? 聞いてないなァ。でも日本で大会があるなら、ぜひ出たいよ!」

――9月のアルロフスキー戦のあとですが、間に合う?

「打たれず、あっさりKOか関節技で勝てば何の問題もないよ! 年末まで練習を続ければいいだけさ」

――RIZINもまた大晦日にやるでしょうし、UFCとハシゴできますね(笑)。

「そうなったらパーフェクトだ! それならRIZINに僕の弟子を連れてきて試合させる。UFCで自分の試合を終えて、そのあと彼のセコンドに付けばいい。今年4月の『RIZIN.1』でヒョードルの後輩のワジム・ネムコフと戦ったカーロ・アルブレックソンは、一昨年に僕のいるカリフォルニアのCSWジムで1ヵ月練習していたんだ。僕たちは彼をメタモリスなどの組み技大会に出させたし、僕がRIZINのブッカーに紹介したのさ。それから、僕のところにいる女子選手をギャビ・ガルシア(RIZNで総合格闘技デビューしたブラジルの女子世界柔術王者)と試合させたい。今その準備をしてるところさ」