2021.10.12

楽天・田中将大が見せた懐の深さ。「マー君杯」開催のキーマンが語るその裏側

  • 都合亮太●取材・文 text by Togo Ryota
  • 石川高央●撮影 photo by Ishikawa Takao

――というと?

「マー君杯2021」の開催日が楽天入団会見と被ってしまったんです。スケジュール的に、会見後に大会に参加いただくことは可能だったのですが、同日に行なってよいものか不安になって......。それで田中選手に確認したら、「前からやるって言っていたし、みんな楽しみにしてくださっているから、やりましょう」と言ってくれました。懐の深さに改めて感銘を受けて、絶対に成功させようという思いがより強くなりましたね。

 田中選手だけでなく、本当にいろんな方に協力していただき、コミュニティーのみなさんも楽しんでくれたのか、結果的に合計で3万人程の同時視聴者がいました。

PUBGモバイルを使った「マー君杯2021」の模様。コミュニティでは大きな話題となったPUBGモバイルを使った「マー君杯2021」の模様。コミュニティでは大きな話題となった この記事に関連する写真を見る

――田中選手はもちろん、コミュニティーも楽しめる形で開催できたんですね。そもそも、みしぇるさんのPUBGモバイルへの情熱はどこから来ているんでしょうか。

 ポケモン世代だったので、子どもの頃からゲームには触れていました。社会人になってから始めたのが『コールオブデューティー』()のオンライン対戦でした。ネットを通して誰かと対戦するのは初めてでしたし、通話をしながらゲームをするのも新鮮でした。リアルで遊ぶのとはまた違った、現実から少し離れた不思議な空間でしたね。
※戦争をテーマにしたシューティングゲーム

 ゲーム配信もその頃からです。当時は広告収入など考えず、ただ動画投稿や配信を通じて視聴者とコミュニケーションを取れることが面白くて続けていました。そして2017年にPC版の『PUBG: BATTLEGROUNDS(当時はPLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)』がリリースされたので、ゲーミングPCを買ってPUBGをプレーするようになりました。