ノンノモデル・貴島明日香は本当にガチゲーマーだった。ゲーム配信に全力 (3ページ目)

  • 龍田優貴●取材・文 text by Yuuki Tatsuta
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

この記事に関連する写真を見る――すさまじい体力ですね。ちなみにゲームのプレー経験が仕事などで役立つことはありますか。

 明確に役立っているかわかりませんが、ゲームって人間性がハッキリ出るんです。だから「Apex」を遊んでいる時でも他のプレーヤーと協力するなかで、「この人は私にどんな立ち回りを求めているのかな」とか、「どうやったら上手にサポートできるかな」とか、一緒に遊ぶ人の気持ちを考えるようになったんです。よく言えば相手の立場を想像できるようになったのかもしれないですね。

――ゲームの仕事が広がり始めたのは、どんなことがきっかけだったのですか。

 大きなきっかけは「東京ゲームショウ2019」です。お仕事で初めて東京ゲームショウに行ったのですが、そこでゲーム業界の空気に触れることができました。といっても、最初はゲームをお仕事へつなげようと深く考えてはいなかったんです。

 でもやっぱり私はゲームが大好きだったので、マネージャーさんに「ゲーム配信をやってみたいです!」と相談したら「じゃあやってみる?」と言われ、現在の活動につながったという感じです。

 まずOPENREC.tv(動画配信プラットフォーム)で個人チャンネルを立ち上げてもらって、続けてYouTubeでも活動するようになりました。これまでと違って普段プレーしないジャンルのゲームも調べるようになったし、本当に始めてよかったと思います。

――「東京ゲームショウ」が契機となり、ここ1~2年で劇的に環境が変わったのですね。

 そうですね。昨年YouTubeで動画投稿を始めた時も、ゲームプレー動画をアップするようになってからは見てくれる方がすごく増えました。仕事でゲームと向き合うようになって、今まで以上にゲームが大好きになりました。

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