貴島明日香がeスポーツにどハマりした理由。「人と人をつなぐ架け橋」 (3ページ目)

  • 龍田優貴●取材・文 text by Yuuki Tatsuta
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

この記事に関連する写真を見る あとはチーム戦というのも大きいかな。だいたい3人で遊ぶゲームなんですが、仲間との協力プレーが大事で、1人でもいなくなると結構辛いんです。そうすると、「じゃあ自分はどうやって立ち回ろうかな」って考えて、味方と連携を取るようになります。見知っているフレンド同士で遊んでいる場合は自然と会話も生まれやすいので、人と繋がるツールとして「Apex」をプレーしている方も多いのではないでしょうか。

――自然とコミュニケーション能力も養われますね。

 キャラの特性を考えつつ、味方と「次はあっちに攻めてみる?」って連携しながら立ち回るのも楽しいんですよ。友だちと遊ぶ時もあるけど、1人で知らないプレーヤーとチームを組むこともあります。顔も名前も知らない方々と同じ目標に向かって、時たまコミュニケーションを取って......。そこでつながりを感じられるのはうれしいですね。

 連絡を取っていなかった友だちとでも、「Apex」をやっているだけで「じゃあ一緒に遊ぼうよ」とつながる機会だってある。本当に素敵だと思います。

――では今後、お仕事を通してチャレンジしたいことや目標はありますか。

 ゲームをプレーするだけじゃなく、作る側として何かしてみたい気持ちもあります。おこがましいかもしれませんが、キャラとしてゲーム作品に出させていただくとか、そういう風にゲームの世界へ飛び込んでみたい。対戦ゲーム以外に育成ゲームもよく遊ぶので、可愛い女の子が出てくる作品などを作れたらうれしいですね。

 あとはゲームグッズのデザイン制作も興味があります。例えばNintendo Switchを入れる専用ケースやコントローラーのデザインを考えたり、クリエイトする側にも回ってみたいです。

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