夏菜、PUBGモバイル「征服者」に。「ゲームなしでは私は存在しない」 (2ページ目)

  • 八木泰●取材・文 text by Yagi Yasushi
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao

――オンラインで対戦することにハードルは感じませんでしたか。

 本当に興味がなかったので、逆にハードルは感じなかったんだと思います。もう、1試合目からハマりましたね。最初はCPU(コンピューターが操作するキャラクター)っぽい敵を倒して「気持ちいい!」って爽快感がありました。今までRPG一筋だったので、銃を撃つゲームにハマったのは自分の中では大事件でしたね。

――スマートフォンのアプリゲームは元々プレーしていたんですか。

『モンスターストライク』とか『パズル&ドラゴンズ』は暇な時間にちょっとプレーしていましたが、ハマっていたわけではありませんね。今振り返ってみると、なんで突然PUBGモバイルにハマったんだろうって思います(笑)。

――PUBGモバイルの魅力はどういう部分ですか。

 他のバトルロイヤルゲームをやったことがないのでPUBGモバイルならではなのかわかりませんが、課金しても強くなれるわけじゃないところですかね。「この人はこの武器を買ったから勝てる」なんてことがなく、強さに関わるのは自分の技術のみなので、練習すればうまい人にも勝てるようになるんです。自分の動き方や相手との駆け引きが楽しいです。

 頭を使うアクションゲームという感じなので、謎解きに近いと思います。ゼルダの伝説も謎解きが多くて、推理ものの『ダンガンロンパ』も好きでした。PUBGモバイルも、自分で立てた戦略がうまくいった時は謎を解いた時の気持ちよさに似ている気がします。ただ正面から撃ち合うだけじゃなくて状況を読んでグレネード(手りゅう弾)を投げたり、あえて一度逃げてみたり。そこがすごく魅力的です。

――上達のコツは何でしょうか。

 それは私も知りたいです(笑)。尊敬する配信者さんの動画を見ていると、動き方や考え方の勉強になるんです。あと、1対1の練習もしています。うまい人に手伝ってもらって、弾を当てる練習とか。動画を見て勉強して、練習で自分の腕も上げる。とにかくやり続けるしかないですね。

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