小籔千豊がフォートナイトにどハマり。「はよ息子寝ぇへんかな」 (3ページ目)

  • 都合亮太●取材・文 text by Togo Ryota
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao

――でも、そこから少しずつハマっていったんですか。

 はい。最初はようわからんので、息子に見てもらいながらプレーしてたんですよ。それが何週間か続くと、段々おもろなってきて......。気付いたら自分用のニンテンドーアカウントを作って、息子が寝てから自分一人でプレーするようになってしまいましてね。当時はSwitchが1台しかなかったんで、「はよ息子寝ぇへんかな」と思うようになっちゃって。昔は父親の責任として「はよ寝なさい」と言っていたのに、フォートナイトをやりたいがために「はよ寝なさい」と言うようになりました。

――それはあまり息子さんには言えないですね(笑)。でも、そうなると自分用のSwitchが欲しくなりますよね。

 まさにそうです。購入に踏み切るまでに何回も迷いました。新幹線に乗っている時とかも、気付いたら「コントローラーの色はこれかな~」ってAmazonでSwitchのページを開いていたり......。ふと正気に戻って「あかんあかん、今はドラムの練習せんと」とページを閉じて耐えたりしてました。

 ほんで、2019年6月にシンガポールに行く機会があったんです。行き帰りの機内で何か読もうと思って、空港の本屋さんに寄ったんですよ。2冊選んでレジに並んだら、なぜかレジの後ろの棚に置いてあったんですよ、Switchが。実物が目の前にあって、もう辛抱ならんくて......。「買ったらあかん、買ったらあかん」と思いながらも、いつの間にか買っちゃってました。

――空港でSwitchを購入する方は珍しいと思います。それだけ、既にハマっていたということですよね。

 その時はシンガポールで4泊したんですが、みんなで朝ごはん食べてから夜中までカジノをするスケジュールで、俺だけカジノ終わりに部屋でフォートナイトをやってました。さすがにヘロヘロになって、帰りの飛行機では完全に爆睡していました。

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