小籔千豊がフォートナイトにどハマり。「はよ息子寝ぇへんかな」 (2ページ目)

  • 都合亮太●取材・文 text by Togo Ryota
  • 木鋪虎雄●撮影 photo by Kishiku Torao

 ただ、漫才師としてネタを考えるようになってきたら、シミュレーションはやめたり、RPGもやらなくなって、サクッとできるスポーツゲームをちょっとやるくらいになってきたんですよね。結婚してからはゲームをほぼやめてしまって......。

 上の子が生まれてからは触る機会が少しだけ増えましたけど、ちょっとだけです。「マリオでクッパが倒せないから手伝ってほしい」とか、「このステージクリアできひんから一緒にやって」とか。息子がフォートナイトにハマった時も最初は「ふ~ん」って思っただけでした。息子に付き合って1回やってみましたが、「もうええわ」って思いました。「俺はジェニーハイでレコーディングとかあるから忙しい」って断ったんですよ。

――なるほど、最初からハマったわけではないんですね。

 そこから2週間くらい経っても息子がフォートナイトをプレーしていました。後ろから眺めていたら「ここに壁を建てて、敵からの攻撃を防ぐんだよ」と息子が頑張って説明してくれて、ゲームに誘ってくるんですよ。ただゲーム自体が難しそうに見えたんで「いや、おもろいやろうけど時間ないから」と断ろうとしたんですね。それでも何回も誘ってくるんで、さすがに根負けして。「ちょっとだけや」と息子の前でプレーしてみたわけです。

――息子さん、本当にお父さんと一緒にやりたかったんですね。

 そうなんでしょうね。でも息子は上手いから、俺のプレー見て「あかんそれ!」って言うわけですよ。俺からしたら「いや、この(仮想)世界で生存したいとかまったく思ってへんから」としか思わへんわけで。「デカポを先に飲むんじゃなくてミニポを先に飲む方がいい()」と言われても、ようわからんし......。

※フォートナイトでは、「ポーション」という回復アイテムが登場する。大きい回復アイテムは「デカポ」、小さいものは「ミニポ」と略されることが多い

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