加速するeスポーツの最前線。海外の大会では16歳が莫大な賞金ゲット (3ページ目)

  • 八木泰●取材・文 text by Yagi Yasushi

――『FIFA』以外にも、eスポーツとして盛り上がっているタイトルは多いですよね。

「グローバルでは『フォートナイト』というバトルロイヤル形式のゲームで大規模な大会が展開されています。昨年、予選も含めると4,000万人以上も参加した大会が開催され、優勝した16歳のプレーヤーが3億円という莫大な賞金を獲得するという、夢のようなことも起きています。

 日本国内でも『ぷよぷよ』や『ウイニングイレブン』、『実況パワフルプロ野球』、『グランツーリスモ』といったタイトルでのeスポーツ大会が行なわれています。『ストリートファイターV』などで活躍している38歳のウメハラ選手は、世界で最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマーとしてギネスに認定されています。

 種目やジャンルが異なるので単純に比較できませんが、16歳と38歳、年齢の離れた選手が同じeスポーツという舞台で戦っているという多様性は、eスポーツならではだと思います」

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