岡崎慎司がeスポーツで弱音。刺激的な4日間で「心臓が痛い」 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by AFLO

 大会には、岡崎はスペインから、ナスリは日本から参戦し、対戦相手はそれぞれの国・地域から試合に出場した。相手はマレーシア、台湾、シンガポールの3カ国で、ナスリ、岡崎の順に1試合ずつを行ない、合計スコアで勝敗を決するというものだ。

 結果は1勝2敗。岡崎はマレーシア戦こそ4-3という乱打戦で派手な逆転勝利を収めたものの、続く台湾戦、シンガポール戦では1点も取れずに敗戦を喫した。台湾に敗れたときには「心臓が痛い。変な緊張感があった。リアルのスポーツと違う部分が疲れた」とeスポーツ独特の試合に完全に気圧されていた。それでも大会終了後には、いい経験だったと振り返る。

「趣味でやるゲームとはまた違った感覚でした。ただ、ゴールを決めたときや1試合目に勝ったときの達成感は、リアルのサッカーに似ているなと思いましたね。負けたときには動けなくなるくらいだったし、やり残したことがあるなとがっかりしていました。eスポーツとはいえ日本代表としての出場だったので、プレッシャーがありながらも、すごく刺激的な4日間でした。毎日ゲームのことを考えていて、本当にどっぷりつかっていました。すごくいい経験でした」

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