岡崎慎司がeスポーツで弱音。刺激的な4日間で「心臓が痛い」 (2ページ目)

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  • photo by AFLO

 岡崎が『FIFA 20』の上級者だからという理由ではなく、初めて開催される大会のため、参加者を募るところから始め、結果的に岡崎に白羽の矢が立ったというのが出場の経緯のようだ。それでも岡崎はまったくのど素人というわけではない。家族が日本に一時帰国している期間は、1日5~6時間、『FIFA 20』に没頭する日もあるほどの愛好家だ。オンラインでのトーナメントにも幾度も出場している。

 岡崎は現在、スペインリーグ中断中のため、長期に渡って自宅待機を余儀なくされている。日本もそんな状況下のため、盛り上げ役を買って出られればと、軽い気持ちで出場を決めた。当初は「ただオンラインでほかの選手と対戦するだけのシンプルなものだと思っていた」というが、大会に臨む準備の多さ、大会の規模は、本人の想像を超えていた。

「思っていた以上に大掛かりな大会でした。そもそも僕のネット環境が悪くて安定して大会を行なえるものではありませんでした。日本とオンラインでミーティングを行ない、ネット環境を改善して、大会での細かい段取りを確認しました」

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