ビーチの妖精・坂口佳穂が語る自らの今後と結婚。「晩酌はひとりでしています(笑)」 (3ページ目)

  • 小崎仁久●取材・構成 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 それでも、体を動かすことが好きなので、その楽しさを伝える仕事などができたらいいな、とは考えています。引退した今も、じっとしているのは嫌いなので、毎朝ランニングとヨガはやっています。たまにピラティスとか、ゴルフにも行っています。充電期間中の目標は、ホノルルマラソンに出場すること。そして、ゴルフのスコアで100を切ることですね(笑)」

――今後、どういった仕事をしていくのか楽しみにしています。

「ビーチバレーから得たものの一番は"思いやりの気持ち"だったと思います。パートナーやコーチと一緒に、チームとして頑張っていくには、それが大事だと感じました。

 また、ビーチバレーを通じて、いろいろな方々と出会いましたが、選手も、スポンサーの方々も、そしてメディアのみなさんも、思いやりの気持ちがある人が多かったと思います。そうした方々からいただいた気持ちを、今度は私がいろんな方々と出会って返していけたらいいなと思っています。そういう仕事をしたいな、と」

――ところで、東京五輪の7人制ラグビー代表でも活躍したラガーマンの松井千士選手(27歳・横浜キヤノンイーグルス)との入籍も発表されました。まずはご結婚おめでとうございます。おふたりの出会いはどのような形だったのでしょうか。

「ありがとうございます。(出会いは)3年ぐらい前に先輩のビーチバレー選手を介して連絡をとるようになって。誰かと話をする時、私は聞く側にまわることが多いのですが、(私よりも)彼のほうがとても聞き上手で。最初から家族と話しているような感覚でした。今まで出会った男性とは違うなと思いました」

――とてもお似合いのおふたりですが、以前、坂口さんがお話されていた好きな男性のタイプに松井選手はぴったりハマっていますね。

「身長が高くて、体を鍛えていて、濃い顔......そのままですね(笑)。彼はしっかりしていてとても真面目。約束も時間もきちんと守るんです。ふたりで約束して、いくら私が待ち合わせ時間より早く行っても、彼は必ず(先に)いるんです。

 聞くと、人を待たせるのが嫌いで、約束の20分前には着いているそうです。それにはびっくりしましたけど、素敵な人だなと思いました」

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