ビーチの妖精・坂口佳穂が語る自らの今後と結婚。「晩酌はひとりでしています(笑)」 (2ページ目)

  • 小崎仁久●取材・構成 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

――ワールドツアーではさまざまな国へ行ったと思いますが、印象に残っている国、美味しかった食事などありますか。

「悪い思い出として印象に残っているのは、パラグアイですね。別にその国が嫌いというわけではなくて、2019年のオフに長期合宿をした時に体調を崩してしまったんです。

 日本よりも気温も湿度も高くてぐったり。自分で作ったハンバーグにあたって、寝込んだりもしました。一緒に食べた(村上)礼華は全然平気だったんですが......。それから一時期、お肉が食べられなくなって、ハンバーグも作れなくなるほどでした(苦笑)。

 ただ、その合宿のお休みの日に行ったイグアスの滝はスゴかったです! ブラジル側とアルゼンチン側の両方から見たのですが、それはもう壮大な絶景で、こんなところが地球にあるんだって感動しました。滝の近くまでボートに乗って行くこともできて、そのすばらしい光景に衝撃を受けました。

 食事では、ローマで食べたピザが世界一美味しかったです! そのピザ屋へ毎日行きたかったぐらい。最高だったのは、チーズときのこのピザ。薄くてカリッとした生地がまた、絶品でした。『やっぱりローマのピザは全然違うなぁ』って思いました。

 ビールはイタリアの『ペローニ』がめちゃくちゃ美味しかった! パラグアイの合宿にコーチが持ってきてくれて、よく飲んでいました。それから、ブラジルのカクテル『カイピリーニャ』。ブラジル人のコーチにつくり方を教えてもらって飲みましたが、すごく美味しかったです」

――さて、今後についてですが、セカンドキャリアでは何をするのか決まっているのでしょうか。

「具体的には何も決まっていません。今は充電期間ですね。いろいろと考えて、多くのことを学びながら、何をするのか決めたいと思っています」

――いつか、現役復帰するようなことはあるのでしょうか。

「ビーチバレーを子どもたちに教えたりするのは興味がありますが、再び自分が競技者としてプレーすることはないと思います。ビーチバレーは本当に楽しいですけど、私は負けるのが嫌いなので、中途半端にはできないですから。

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