2020.11.30

「かおる姫」と呼ばれて人気爆発。菅山かおるが語る当時と母になった今

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari

インドアから転向してビーチバレーでも活躍 photo by Sakamoto Kiyoshiインドアから転向してビーチバレーでも活躍 photo by Sakamoto Kiyoshi この記事に関連する写真を見る ――解説者やタレントなどではなく、選手としての道を選んだわけですね。

「そうですね。自分がプレーするのはいいんですけど、コートの外から解説をするような立場でもないですし(笑)。海外遠征で感じた悔しさが、コートを砂の上に変えて、『もう一度大好きなバレーボールで、本気で戦いたい』という気持ちにさせてくれました」

――転向後、早くも2010年のジャパンツアー最終戦で準優勝し大きな注目を集めましたが、その翌年に結婚をされたのには驚きました(笑)。お相手の西村晃一選手は、2002年にインドア代表からビーチバレーに転向し、47歳にして第一線で活躍されていますが、出会った当初の印象はどうでしたか?

「インドアの選手時代をテレビで見ていた時は『すごい選手だな』と思っていました。実際に会うと、最初は近寄りがたいイメージだったんですが、イベントなどで一緒に仕事をした時に、バレーボールに真摯に向き合っている姿を見て、『何事にも本気で一生懸命な人』という印象に変わりました」

――西村さんは海外への遠征などで家にいないことも多いと思うのですが。

「すべてビーチバレーのためなので理解していますし、現役でプレーできる間はそちらに集中してもらいたいと思っています。子どもは男の子が2人で、パワフルで大変な部分もありますが、すごくかわいいです。夫も家にいる時には、子供たちとたくさんの時間を過ごしてくれるので本当に助かります」

――お子さんもバレーの選手になってほしい、という思いはありますか?

「バレーの道に進んでくれたらうれしいですけど、サッカーや水泳など他のスポーツもやっていますし、子どもがやりたいことを優先してあげようと思っています。ときどき、庭に小さいネットを張って、夫も一緒になって2対2の試合もしますよ。チーム分けでは、子どもたちに『ママよりパパと(ペアを)組みたい』と言われちゃいますけど(笑)」