2020.10.16

西田有志、ユース時代のライバルが入団内定。
Vリーグ連覇へサーブも進化

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 谷本結利●撮影 photo by Tanimoto yuuri

スーパーエース・西田有志 
がむしゃらバレーボールLIFE (15)

 バレーボール日本男子代表の若きエース、西田有志。これまでのバレー人生と現在の活動について追う人気連載の第15回は、10月17日のV.LEAGUE開幕に向けたチームの様子と、自らの調子や意気込みについて聞いた。

昨シーズンのVリーグ王者・ジェイテクトSTINGSのエースを担う西田 昨シーズン、チーム史上初のV.LEAGUE優勝を果たしたジェイテクトSTINGS。王者として追われる立場になったが、チームにはさまざまな変化があった。

 9月12日に初めてオンラインで開催されたファン感謝祭では、今季の内定選手が発表された。その中には、アンダーカテゴリーでスタメンを争った一学年上の左利きのオポジット、早稲田大4年の宮浦健人の姿もあった。

 2017年のアジア選手権で、史上初の金メダルを獲得したユースチームの主将を務めた宮浦は、大会のMVPも獲得。ポジションを奪取できなかった西田が、「(宮浦と)同じことをやっていたら超えられない」と、高校卒業後に大学に進学せず、Ⅴリーグ入りを決意した理由のひとつになった選手だ。

 宮浦がチーム練習に参加するのはもう少し先になるが、西田は「宮浦選手のプレーはここ3年間見ることができなかったので、どんな選手になっているか楽しみです。違うチームで対戦するより、一緒のチームでやれる嬉しさもありますね」とコメント。ポジションを争うライバルでもあるが、「吸収できることがたくさんあると思う」と、頼もしいチームメイトの加入を歓迎した。

 昨年のチームとは「外国人選手」と「セッター」にも変化があった。

 まず外国人選手は、"優勝請負人"のマテイ・カジースキがチームを去り、36歳の元ブラジル代表、フェリペ・フォンテレスが新たに加入した。フェリペは攻守に長けたアウトサイドヒッターで、リオ五輪ではチームの地元優勝に大きく貢献。Vリーグでのプレー経験もあり、2007‐08シーズンに36年ぶりの優勝を果たしたパナソニックパンサーズのメンバーだった。