2020.10.14

西田有志のある成果に石川祐希も驚き
「考えながら鍛えた結果です」

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 谷本結利●撮影 photo by Tanimoto yuuri

スーパーエース・西田有志 
がむしゃらバレーボールLIFE (14)

 バレーボール日本男子代表の若きエース、西田有志。これまでのバレー人生と現在の活動について追う人気連載の第14回は、コロナ禍での日本代表の活動について聞いた。

2018年から日本代表として活躍する西田 4月に出された緊急事態宣言が解除されたのは5月下旬。前回の記事で、西田はステイホーム中に家事などにも集中して取り組んでいたことを伝えたが、自粛明けは徐々にコロナ禍以前の練習に戻していったという。

「ウェイトトレーニングやボール練習など、いつもどおりの練習ができるようになっていきました。自粛期間中もコンディションは落とさなかったですし、久しぶりのボール練習も、それほど違和感はなかったです」

 中断された代表合宿も6月下旬から再開され、一度に選手全員が集まるのではなく、段階的に少しずつ合流していく方法が取られた。今年度の合宿には、今年1月に春高バレーを制した京都東山高校のエース・高橋藍(日体大1年・アウトサイドヒッター)や、その前年に優勝した"洛南カルテット"のひとり、大塚達宣(早稲田大2年・アウトサイドヒッター)も招集された。

 西田が初めて代表に招集されたのは、ジェイテクトSTINGSの内定選手として活躍し、"高校生Vリーガー"として注目されるようになった2018年の4月のこと。その時は高校卒業間もない18歳で、昨年度もチーム内では最年少だった。今年に入って年下の選手が入ってきたことについては、「特別に意識することはないですよ」と笑顔で話した。

「年齢ではなく、代表選手のひとりとして見ていました。彼らが全日本に呼ばれるだけの強みがあることは理解しています。合宿ではうまくアピールできているように感じましたね」