2020.09.30

西田有志「家事もバレーにつながる」。
ステイホームで得た意外な気づき

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • 谷本結利●撮影 photo by Tanimoto yuuri

スーパーエース・西田有志 
がむしゃらバレーボールLIFE (13)

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 男子バレーボールの新星、西田有志。東京五輪の延期が発表された時の心情や目標を語った前回に続き、自粛期間中にしていたことや、チーム練習が始まって感じたこと、さらには柳田将洋や石川祐希といった日本代表の先輩たちについて聞いた。

ジェイテクトSTINGSのエースとしてVリーグ連覇を狙う西田***

 大活躍した昨年のW杯の勢いそのまま、西田有志は「V.LEAGUE Division1」でジェイテクトSTINGSを創部以来の初優勝に導き、MVPを獲得。そのまま東京五輪へ......となるはずだったが、優勝を決めた試合(2月29日)から1カ月足らずの3月24日に延期が決まった。

 さらに、4月に入って緊急事態宣言が出されたことで、ナショナルトレーニングセンターで行なっていた日本代表(男子)の合宿が中断。チーム練習も控えざるを得なくなった。その自粛期間中、西田はどんな生活をしていたのか。

「バレーボールができず苦しかった中で、やれることを一生懸命探しました。家の中でできるトレーニングもしましたが、チームの体育館を『個人でなら使ってもいい』としていただいたので、かなり鍛えることができました」

 もともと体脂肪率が低かった西田だが、この時期は5%まで落ちたという。

 また、自粛期間中にはSNS上の「バレーボールクイズラリー」という企画にも参加。その最後を任された西田は、インスタグラムから「今バレーボールのFIVB記録の中で一速いサーブは何キロでしょう」(原文ママ)という問題を出題した。すると、その記録(132キロ)を持つイタリア代表のエース、イヴァン・ザイツェフがこの投稿を取り上げて「マイフレンド」とコメントし、バレーファンがザワついた。