新鍋理沙が引退で大ピンチ。中田ジャパンは
でっかい穴をどう埋めるか

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • photo by Nisimura Naoki/AFLO SPORT

 守備力を重視してオールラウンダーの鍋谷友理枝を起用することも考えられるが、一方でライトに攻撃専門の選手を入れ、黒後と石井優希(久光製薬スプリングス)、もしくは古賀紗理那(NECレッドロケッツ)でレフト対角を組む"超攻撃的"なバレーの質を高めていく必要もあるだろう。その場合はレフトの2選手がサーブレシーブを担うことになるため、新鍋がいた時のような「速いバレー」をある程度は諦めざるを得ない気もするが......。

 重要なピースが抜けたチームを、あと1年でどのように仕上げていくのか。中田監督の采配に注目が集まる。

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