2020.01.18

清水邦広は男子バレーの不死鳥。
目指す東京五輪で「何としても結果を」

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari

――Vリーグで、チームは現在ジェイテクトに次ぐ2位。清水選手自身も、230試合出場とリーグ総得点記録を更新したあとも好調を維持していますね。

「先ほどの話と重なりますが、今はミスを少なくし、なおかつ得点することを強く意識しています。以前だったら多少のリスクを負っても点を取りに行くことが多かったですけど、今は状況判断しながらプレーしていて、それがいい方向に出ているのかなと思います。記録達成も名誉なことですが、僕ひとりの力ではなく、やはりチームメイトと応援してくれる方たちのおかげ。ここからまだ成長できると思っていますし、よりチームに貢献して、リーグ3連覇を果たしたいです」

――最後に、東京五輪に向けての意気込みも聞かせてください。ワールドカップ直後には、東京五輪出場について「現状では非常に厳しいです」とコメントしていましたが、今はどうですか?

「今も厳しいことに変わりはありませんが、調子が上がってきている手応えはあります。まずは五輪に出場できる12人に選ばれることが目標。そのために、残るVリーグの試合で結果を残して勝っていくことが大事だと思っています。そうして東京五輪のメンバーに選ばれたら、やはりスタメンとして結果を出したいですし、しっかり活躍することで次世代にいい形でバトンをつなげたいです」

■清水邦広(しみず・くにひろ)
1986年8月11日生まれ。福井県出身。福井工業大学附属福井高校から東海大学に進学。20歳の時に日本代表に選出され、2008年に最年少の21歳で北京五輪に出場する。卒業後はパナソニックパンサーズに入団し、長らく全日本のオポジットとしても活躍

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