2019.05.08

ビーチバレー坂口佳穂が急成長。
海外でのプレーは「気持ちよかった」

  • 小崎仁久●取材・構成 text by Kosaki Yoshihisa
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 海外の大会はどこへ行っても観客の盛り上がりがスゴいので、プレーしていても気持ちよくって楽しかったです。私は観客がたくさんいたほうが好きですから(笑)」

――プレーの技術的な手応えは、どういったところに感じていますか。

「スパイクは、悠佳子さんのトスのおかげ。うまく打たせてくれていたので(上達したかどうかは)何とも言えませんが、ディフェンスでのボールの拾い方はよくなったと思います。ブロックを跳んだあとの重心位置や体の使い方で、拾える範囲が広がって、ボールが上がるようになっていると感じています。それが、試合でも出せるようになってきたと思っています。体も年々、大きくなっていますし、トレーニングで挙げるウエイトも増えています」

――昨シーズンは特にサーブがよかった印象があります。東京大会の決勝戦では、勝負どころでいいサーブを2本続けて決めて、優勝を引き寄せましたね。

「そうですね、サーブは自信がつきました。あの(決勝戦の)サーブは、精神的にとても集中していて、ボールに『おまえ、あそこに絶対、落ちるんだぞ!』と言い聞かせて、めちゃくちゃ念じたサーブでした。サーブは"念"ですね(笑)」

社会人になって、大きく成長したという坂口佳穂――このオフは、どこにポイントを置いてトレーニングをしてきましたか。

「先ほども話したように、去年はディフェンスの形を重点的に学んだので、それを試合のプレーでも安定して出せるように、(自らの動きに)落とし込む作業をしてきました。それは、ここまで少しずつですが、進歩してきているのかなとは思っています。スパイクはコースの打ち分けの精度をもっと上げるように練習してきました」

――今シーズンは、村上礼華選手(22歳)とチームを組むことになりました。村上選手は各年代の日本代表としてプレーしてきた期待の選手ですし、昨年出場した世界大学選手権でも一緒にプレーをしました。

「バレーボールはうまいですし、スピードもあって、器用で体の使い方もうまい魅力的な選手です。攻撃では彼女の持ち味であるスピードを生かして、(自分は)いいトスを上げたいと考えています。