2018.07.08

ビーチの美女がフラフラ? 今季好調の
坂口佳穂ペアに過密日程という壁

  • 小崎仁久●文 text&photo by Kosaki Yoshihisa

 坂本&沢目ペアが幅口&坂口由ペアを下していたため、これで坂口佳&鈴木ペアにも決勝トーナメント進出の可能性が生まれたが、第2セットは坂本&沢目ペアの軟打とフェイクを中心とした攻撃に苦戦。反対に15-21で落としてしまう。

 第3セットは互いに譲らぬ一進一退の攻防のなか、坂口佳&鈴木ペアが15-13で奪取。セットカウント2-1として、試合には勝った。だが、得失点率で坂本&沢目ペアを上回ることができず、プール戦での敗退となった。

過密日程のなか、厳しい戦いを強いられた坂口佳穂 国内ツアー3大会連続の表彰台はならなかった坂口佳&鈴木ペア。坂口は「初戦がすべてだった」と振り返る。

 その帰国初戦は、調子の上がらない鈴木を集中して狙われた。そうした状況も準備していながら、坂口佳もそれをカバーできなかった。坂口が言う。

「自分が狙われるいつもの状況とは違ったので、自分たちのことにばかり意識がいってしまって、相手にフォーカスすることができなかった」

 そして、こう続けた。

「連戦の疲労をそれほど感じているわけではなかった。ただ、時間的に練習を十分にこなせず、基礎的なスキルが崩れてしまった。それが、調子の波の幅を広げてしまったように思う」