2017.06.14

日本男子バレーに明るい兆しか。
活動自粛明けの中垣内監督の下、3連勝

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari
  • 浦川一憲●写真 photo by Urakawa Ikken

「ガイチジャパン」の3連勝に大きく貢献した柳田 柳田は、今年4月にプロ転向と海外リーグ挑戦を発表したものの、いまだにチームが決まっていないという状況。「ワールドリーグは、柳田さんの就活の場でもありますか?」と質問すると、「そうですね。誰が見てくれているか分からないので、確かに就活かもしれません。もちろん、前から全力でやっていますが、プロ転向したことで意識は変わっていると思います」と笑顔で答えてくれた。

 現時点で、日本が属するグループ2では、ベストスパイカーとベストサーバーランキングでトップ。中垣内監督も「彼はこの大会を通して、高いパフォーマンスを見せてくれている」と評価していた。

 ただし、今回の3連勝も柳田の好成績も、これがランキング上位12カ国で構成されるグループ1の下の、グループ2でのことだということを忘れてはいけない。同じプレーが上位の国相手に通用するとは限らないし、ミスの多さも変わってくる。

 まずは目の前のワールドリーグ中国大会(6月16~18日)をしっかりと戦い、今季最大の目標である世界選手権の出場権獲得を勝ち取ることが大切だ。「事故でご迷惑をかけた方や支えていただいた方、応援してくださる方々に、結果で返していきたい」と決意を語る、中垣内監督の長い戦いがこれから始まる。

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