ポスト・サオリン一番手!古賀紗理那がVリーグの主役になる (4ページ目)

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari  村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

――昨シーズンのリベンジをするために話し合っていることはありますか?

「去年は1点とか1セットに泣いたシーズンだったので、今季はしっかり勝ちきることが大事だねって話し合っています」

 2015年の春、高校卒業前に内定選手として、リーグ終盤戦からチームに合流し、優勝に貢献。このときは、ただがむしゃらにやっていたら結果がついてきた。昨シーズン、社会人1年目はVリーグの難しさを味わった。入社2年目の今季は「優勝」しかないと力を込める。

――Vリーグのおもしろいところは? Vリーグはどんなリーグだと思いますか。

「国内リーグは日本人を中心につなぎがすごく上手ですし、なかなかボールが落ちない中で、どう点数を取っていくかが大事。バレーボールは流れのスポーツなので、ちょっとしたミスで、すぐ相手に流れがいってしまったりする。そういう状況判断も大切にしていきたいです」

――入社して1年半が経ちますが、社会人生活を楽しんでいますか? 

「はい。ただ、買い物は基本川崎で、ラゾーナですね(笑)。外出は好きではなく、家にいることが多いです。家ではテレビを見たり、本を読んだりしています。最近読んだのは小説とかですかね。テレビはドラマも見ますし、バラエティも見ます」

――最後にファンに向けて、メッセージをお願いします。

「応援は、私たちの頑張りの源にもなりますし、会場に来ていただけると嬉しいです。試合中でも声は聞こえていますし、大きな力をもらえます。ぜひとも会場へお越しいただき、ご声援をよろしくお願いいたします」

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