女子バレー日本、韓国に痛い逆転負け。「攻めるサーブで活路を」 (3ページ目)

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari  photo by JMPA


――途中で電池切れしたのかなという感じも受けましたが。

「ふくらはぎが痛そうだったので心配ですが、コンディションはそんなに気にならなかったですね。

 ただやっぱり、相手のサーブがよかった。要所では韓国にサーブで攻められて、ブレイクされることが多かった。前回の最終予選での対戦のときは、4番のキム・ヒジンにやられましたが、今回、彼女はそこまでよくなかった。全体で前後の揺さぶり、人の間をしっかり狙ってきた」

――木村選手の痛めた小指を狙って、オーバーパスでサーブをとらされている場面もありましたが。

「ありましたね。コンディションはどうであれ、フォワードレフト側の木村選手、石井選手は徹底して狙われるので、そこは想定内でどう戦うか。間違いなく、今後も相手はそこを狙ってくるので。昨日のように少し乱れてしまうと、そこからの連続失点につながってしまう。乱されたとしても、そこからどうみんなで立て直すか。

 今回の日本代表はチーム力の向上を大きく掲げているわけですから、カバーしていきたい。ひとりの頑張りだけでなく、何とか攻撃に全員でつないでいきたいですね」

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