【女子バレー】サオリン&宮下が
メダル宣言。眞鍋監督に秘策はあるか

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari  坂本 清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi

 眞鍋監督は前回ロンドンオリンピックでは、全員の背番号を本大会で入れ替え、相手を攪乱させた。今大会でもそのような秘策はあるのかと聞かれ、「秘策は......言ってしまったら秘策になりませんから(笑)」とかわしつつ、「(スポンサーの)資生堂さんに全員同じ顔に見えるメイクをしてもらう......かも」と会場を笑わせた。

「まずは初戦韓国にきっちり勝ち、その上で一番大事な準々決勝で勝てるよう8月16日に照準を合わせています」(眞鍋監督)

 ロンドン五輪の準々決勝の相手は中国で、フルセットの大激戦だった。眞鍋監督は「準々決勝は中国と当たる夢を見た」と言って対中国戦を想定していたそうだが、今回はどのチームを想定しているのだろうか。開会式の翌日朝の第1試合という初戦の韓国戦をものにすれば、予選リーグの上位突破が見えて、メダルへの期待もぐんと高まってくる。

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