2016.02.02

木村沙織・美里姉妹の東レが首位。Vリーグ女子はファイナル6に突入

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari  坂本清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi

木村沙織の妹、美里。ポジションはリベロ 6位に終わった昨季と何が違うのか。「五輪直前」ということで木村のモチベーションも上がっていることもあるが、もうひとつ、妹の木村美里が今季からレギュラーのリベロとしてプレーしていることも大きい。木村は「2人とも小学生からバレーを始めましたが、一緒のコートで戦うことができたのは今シーズンが初めて。とても嬉しく思っていますし、母も喜んでくれていると思います」とニコニコ顔。美里も「姉と一緒のコートでプレーできるのは幸せです」と話す。

 2位の久光製薬は、昨季レギュラーラウンド、ファイナル6で圧倒的な強さを誇りながら、ファイナルでNECレッドロケッツにまさかの敗北。年末にあった皇后杯では4連覇を成し遂げ、昨季のVリーグのリベンジに向け、チーム力を上げている。
 
 昨季のファイナルではNECにサーブで狙われて崩された石井優希が、今季はさらに集中してサーブを受ける形となっている。ここまでレセプション(サーブレシーブ)成功率で4位に入っており、本人も「去年の決勝では自分が崩されたせいで優勝を逃してしまいました。今年は『来るなら来い』と開き直れるようになりました」と自信をつけている。円熟味を増したロンドンメダリストの新鍋理沙とともに今季の久光の鍵を握っていると言えるだろう。