器はサオリン以上!? 古賀紗理那「バレーボールは『だまし合い』です」 (4ページ目)

  • スポルティーバ編集部●文 text by Sportiva
  • 織田桂子●写真 photo by Oda Keiko

――2020東京五輪の「プロジェクト コア()」にも選ばれていますが、リオと東京で意識はまた違いますか?
※日本バレーボール協会が立ち上げたプロジェクト。2020年東京五輪、それ以降のバレーボールの活性化、選手強化などを目指す

古賀 まずは目の前のことを一生懸命やっているので、先のことは考えていません。今はオリンピックというよりは、まずは明日のこと、ワールドカップのこと、一つ一つです。

 念押しで「リオにはどうしても出たい」という思いはあるかと尋ねると、八重歯を見せてしっかりと「ありますね」と答えてくれた。

――ずっと暮らしていた九州を離れて川崎の合宿所へ。ホームシックになったり、寂しいことはないですか? 

古賀 高校では通いでした。だから一人暮らし、寮生活は初めてです。寂しくもあるし、親のありがたみとかも実感するんですけど、もう大人になるのでしっかり自立したい。

――上京してきて、都会はいやだな、ということはないですか?

古賀 駅に人が多くていやです(笑)。人混みは苦手です。

――空き時間は、何をしていることが多いですか。

古賀 オフの日は、結構寮にいることが多いです。きちんと整理できる前に合宿に来たので、部屋作りをしていますね。先日、渋谷に買い物にも行きました。洋服を見るのは好きで。あとは友だちと映画を見たり、写メをいっぱい撮ったり、ごはんを食べたり……。一人の時は、テレビでフィギュアスケートを見たりもします。

――ツイッターを見させてもらったら、宮部藍梨選手(16歳・金蘭会高)や藤田夏未選手(23歳・トヨタ車体)とからんでいましたね。

古賀 みんな仲がいいんですよ。

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