錦織圭が大坂の会見から自身を顧みる「やめようと思ったことはない」 (3ページ目)

  • 神 仁司●文・撮影text&photo by Ko Hitoshi

 また、記者会見を途中で退室してしまった大坂にちなんで、「錦織選手は会見をやめたいと思ったことはあったか?」という質問もあった。

「いや、(会見を)1回もやめようと思ったことはないですよね(笑)。(大坂の)記事が出たときに、僕はあったかなと考えたんですけど、1回もないな。そりゃ、やりたくない時はもちろんありますけど、プロというか義務なんで、僕にイエスかノーのチョイスはない」

 ウインブルドン2回戦で錦織は、キャメロン・ノーリー(55位、イギリス)と初対戦することになった。ノーリーは、今年1月開幕週でのATPオークランド大会(ニュージーランド)で準優勝し、2月のATPアカプルコ大会(メキシコ)ではベスト4に進出するなど、最近ランキングを上昇させている。

「本当に失うものはない。アンダードッグのメンタリティーで試合に臨みたい」と意気込むノーリーとの2回戦は、7月4日に行なわれる予定だ。

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