2018.11.01

全米覇者なのにもっとも未完成。
大坂なおみこそ「絶対女王」の最有力

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • photo by AFLO

 涙でコートを去る帰結となるも、数週間の休養を取る予定だという大坂は、「久々に家に帰り、犬に会えるのが楽しみ」と、会見時には笑顔を見せた。

 短いオフの後には、まずはフィジカル強化と、動きの向上を目指したトレーニング期間が待っている。ストレングス&コンディショニングコーチのアブドゥル・シラーは、「楽しいひとときになるだろうね」と不敵な笑みを浮かべた。

 今大会が示した女王不在の混沌とする時代のなかで、テニス関係者やファンたちは、この先の女子テニスを語るうえでの主題となるべき圧倒的な存在を求めてもいる。

 全米女王でありながら、なおかつ、もっとも未完成な21歳が、その最有力候補であることは間違いない。

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