「テニスをもっとメジャーに!」美女プレーヤー加藤未唯が熱く叫ぶ (6ページ目)

  • 神 仁司●文・写真 text & photo by Ko Hitoshi

――2020年の東京オリンピックへの加藤さんの思いは?

加藤 日本人選手なら、誰でもオリンピックに出たいと思いますし、年齢的にもチャンスだとは思うので、出たいという強い思いはあります。特に外国選手の中には、オリンピックに出ない選択をする人もいるので、(ランキング的に繰り上がるため)よりチャンスはあると思うので、やっぱり出たいですね。

――2018年シーズン、プロ5年目の目標は?
 
加藤 シングルスに関しては70位に行くのが目標なんです。早くトップ100に入って、早くグランドスラムの本戦から出場して、1回戦や2回戦を突破したいです。2017年は、ツアーで準優勝だったので、それより上、優勝を目指していきたいです。

 ダブルスも2017年より上に行きたいという思いがあるので、ベスト4以上、早く決勝の舞台に行きたい。チャンスはあると思います。ランキングはダブルス40位ぐらいはキープしたいと思っていて、いつかWTAファイナルズ(女子ツアー最終戦)に出たいという夢があります。

――シングルスとダブルスのバランスが難しそうですね。

加藤 難しいですね。シングルスが129位で、ダブルスが43位(2017年12月25日付け)で離れているので、シングルスだと出られる大会と出られない大会があります。シングルスをやっていると、ダブルスができなくなるので、2017年のローマ大会のように、ダブルスだけで行くこともあるかもしれない。

 でも、そういう時でもシングルスの練習をして、常にシングルスのことは頭に入れておきたい。ダブルスからも多くのことを学べていて、シングルスに活かせているので、ダブルスも大切にしていきたい。

――グランドスラムでは、どの大会が一番好きですか?

加藤  一番雰囲気が好きなのは、US(全米)オープンです。勝って嬉しいのはフレンチです。

――2018年オーストラリアンオープンでは、女子ダブルスでやはり"えりみゆ"に注目が集まると思います。そういう状況で成績を出すことも大切だと思いますが。

加藤 2017年がすごくよかっただけに、注目はされるし、それに応えたい気持ちはあります。同じ成績は難しいかもしれないけど、2017年と一緒か、それより上を目指していきたい。あんまり気負わずにリラックスして、いつもどおりあまり意識せずにできたらなと思います。

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