錦織圭、松山英樹との対談でチクリ。
「僕はリオで待っていたのに...」

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • (C)フジテレビ●写真

「ずっと会いたいと思っていた」にも関わらず、なかなか会う機会のなかったプロゴルファー松山英樹との邂逅(かいこう)は、テレビ番組の収録という形で訪れた。

俳優・渡辺謙氏の司会で対談が実現した錦織圭と松山英樹俳優・渡辺謙氏の司会で対談が実現した錦織圭と松山英樹 12月30日にフジテレビ系列で放送される『The 世界力 ~渡辺謙×錦織圭×松山英樹~』は、ハリウッドで活躍する俳優・渡辺謙氏が司会を務め、ふたりのトップアスリートから「世界で戦う原動力」を引き出す企画。その収録のため、12月上旬に都内のスタジオを訪れたふたりは、たっぷり2時間近くかけて、互いの想いを交換しあった。

 錦織圭にとって松山は、リオ五輪で会えることをもっとも楽しみにしていた選手。しかし、松山が欠場したため、錦織は「(リオに)行きたくなくなった」と言うほどに落胆した経緯がある。それだけに、ようやく実現した今回の出会いに、「僕はリオで待っていたんですけれどね」と、錦織が松山を茶化す場面もあった。

 錦織が松山に高い関心を抱いていたのは、この約2歳年少の世界トップゴルファーに、自分と似た匂いを感じていたからに他ならない。「僕は昔から、松山君には自分に近いものを感じていた。スポーツは違えど、同じようにランキングがあったり、アメリカで一緒に戦っているという共通点もある」と、今回も素直にその胸中を口にしたほどだ。

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