錦織圭も参戦。独自ルールのテニス団体戦「IPTL」が再び日本上陸! (4ページ目)

  • 内田暁●取材・文 text by Uchida Akatsuki
  • photo by IPTL

 また、新旧のスターたちが集うこの場から、思わぬ化学反応が生まれることもあるのも興味深い点だ。その最たる例は、元世界1位のカルロス・モヤ(スペイン)とミロシュ・ラオニッチ(カナダ)による「新師弟誕生」。実は両者が直接顔を合わせ、コーチ就任話を本格的に進めたのは、昨年のIPTL会場(それも神戸)だったのだ。

 テニスの魅力を再発掘し、時勢に合わせて構成し、新たなアイディアを提唱する――。伝統と革新がブレンドされるこのイベントから、テニスの次なる可能性が生まれるかもしれない。

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