全豪ベスト16進出! どんどんネットに出てくる錦織圭の戦術 (3ページ目)

  • 神仁司●文・写真 text & photo by Ko Hitoshi

 5年連続でベスト16に進み、グランドスラムの中では全豪で一番安定した成績を残している錦織は、大会第2週のさらに厳しくなる戦いに向けて、ギアアップしようとしている。

「ここからは体力的な勝負でもあるので、疲れた時になるべく集中してプレーできるようにすることが大事。これから敵もどんどん強くなっていきますし、今日(3回戦)もそうですけど、1~2回戦みたいに自分がどんどん、いつも攻めるというわけにはいかないので、強い敵になった時にも対応できるように、しっかり攻撃と守備のバランスをとって戦いたいですね」

 4回戦で錦織は、2008年全豪準優勝者で、第9シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(10位、フランス)と対戦することになり、試合は1月24日に行なわれる。全豪で2人は2012年4回戦で対戦したことがあり、錦織が勝って初のベスト8入りを決めた。直近の対戦である2015年ローランギャロス(全仏)準々決勝では、ツォンガが5セットで勝っている。

「圭は本当に動きが速い。とても早くボールをとらえるし、とても安定している」

 ツォンガはそう言って錦織を警戒しつつも、戦いの準備はできていると語った。

「(ツォンガは)明らかにサーブとフォアで攻めてくる選手なので、それをさせないようにしないといけない。(ローランギャロスは)本当につらい負けだった。ここでリベンジできたらいいですね」

 トップ10に定着している錦織にとって、グランドスラムの第2週からが本当の勝負となる。第1関門となるツォンガ戦で、彼のパワープレーを錦織がどう封じて、勝利につなげるか、今から楽しみだ。

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