2014.07.11

テニス界の新しい波。錦織世代が台頭中

  • 神仁司●取材・文 text by Ko Hitoshi photo by Ko Hitoshi

 7月7日付けのATPランキングでは、ラオニッチが3920点で6位、ディミトロフは3270点で9位、錦織圭は2780点で11位。後半戦の成績次第で順位が入れ替わる可能性はまだまだある。

 グランドスラムのベスト4入りは、ふたりに先を越された錦織だが、ラオニッチには2勝1敗、ディミトロフには2勝0敗と対戦成績でリードしている。今後、グランドスラムやマスターズ1000大会で、3人のライバル対決を、準々決勝より上のラウンドで数多く目にすることになるだろう。2、3年後、この3人が30代になるジョコビッチやナダルらをグランドスラムで倒していく可能性は十分。ケガさえなければ、錦織にもグランドスラム初制覇のチャンスがあるかもしれない。

 今回のウインブルドンで見られた若手の台頭による新時代の到来は、夏のアメリカハードコートシーズンで加速するのか。そして、8月のUSオープンで、錦織ら3人がどこまで優勝戦線に絡んでくるのか。楽しみは尽きない。

関連記事