トップリーグで輝くルーキーたち。
新人賞争いで先頭を走っているのは?

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji


 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、トップリーグ第7節(2月29日、3月1日)と第8節(3月7日、8日)は延期となった。よって、開幕節から第6節までの6試合で特筆すべき活躍を見せたルーキーたちを紹介したい。

 まず、開幕から6戦全勝と優勝を争っている2チームから。王座奪還を目指すパナソニックワイルドナイツと、連覇を狙う神戸製鋼コベルコスティーラーズでは、それぞれ若き翼が躍動していた。このふたりが今季の新人賞レースでも先頭を走っていると言えよう。

 ひとり目は、パナソニックのWTB(ウィング)竹山晃暉(こうき/23歳)。開幕から全試合に先発しているだけでなく、すべての試合で80分フル出場を果たしており、7トライは現在トライランキング3位タイ。プレースキックを任されることもあり、得点ランキングでは5位(51得点)につけている。

「応援に来たファンをがっかりさせないような選手になりたい。自分の仕事をしっかりしてトライを獲りたい」

 トップリーグ開幕に向けて竹山はそう意気込んでいたが、まさしく有言実行の活躍を見せている。

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