2015年ラグビーW杯組サバイバル。
立川理道は窮地に立たされた

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 現在イングランド代表を率いるジョーンズHCは、「(2019年ワールドカップで日本代表メンバーの)6~7割くらいは2015年のメンバーで戦うべき」という私感を述べていた。だが、このままの流れでいくと、前回大会経験者は3割ほどになる。

 もちろん、結果的に勝てば何の問題もない。しかしながら、自国開催というプレッシャーのかかるワールドカップだからこそ、前回大会経験者や日本代表キャップの多い選手を重用すべきではないかと、個人的には思ってしまう。

 現状、ワールドカップで立川の勇姿が見られる可能性は低くなってしまった。だが、もう一度、桜のジャージーを着た愚直な彼のプレーを見たいと思うファンも多いはずだ。私も、そのひとりである。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る