ラグビー早稲田大、初戦敗退で号泣。創部100周年の日本一はあるのか (5ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

「もう先輩の涙は見たくない。春から夏にかけてほぼ全敗だったので、勝ちにこだわるのであれば、1年間を通してチームを作っていかないといけない」

 高校時代に東海大仰星で全国制覇を経験している岸岡は、試合後にそう語った。

 2018年度、早稲田大学ラグビー部はついに創部100周年を迎える。山下監督にとっても就任3年目――勝負のシーズンとなる。

「ベースは確実に上がってきている。白旗ではないし、根負けはしたくない。いずれにせよチャレンジャーなので、がんばっていきたい」

 予想外に早いシーズン終了となった37歳の青年監督は、自分に言い聞かせるように言った。

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