ラグビーW杯は日程も会場も日本優遇。「プレッシャーをプレジャーに」 (5ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 日本と予選プールで対戦するヨーロッパの3チーム、そして3戦目の相手となるであろうサモアともに、FW陣の体格は総じて大きく、スクラムやラインアウトで強さを見せつけてくるはずだ。ジョセフHCはそれらに対抗すべく、「各チームともFWが大きくて強いので、(日本も)FWで勝てる準備をしないといけない」と、決勝トーナメント進出のカギとなるポジションをFW勢と語った。

 初となる母国開催のワールドカップで、日本代表はさまざまな面で優遇されたと言えるだろう。ファンからはホームならでは大声援を受けることも間違いない。もちろんそのぶん、プレッシャーもあるはずだ。「ホームで戦うことのプレッシャーを、プレジャー(喜び)に変えていきたい」と指揮官が言うように、日本代表は2年後、ラグビーで世界中を沸かせることができるか。

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