ラグビーW杯は日程も会場も日本優遇。「プレッシャーをプレジャーに」 (2ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 世界中が注目しているニュージーランドvs.南アフリカは2019年9月21日、イングランドvs.フランスは同年10月12日、ともに横浜国際総合競技場で行なわれることになった。そして、気になる日本代表の日程、対戦相手、開催スタジアムは次のように発表された。

2019年9月20日(金)
日本vs.ヨーロッパ地区1(東京スタジアム)
2019年9月28日(土)
日本vs.アイルランド(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
2019年10月5日(土)
日本vs.ヨーロッパ・オセアニア大陸間プレーオフ勝者(豊田スタジアム)
2019年10月13日(日)
日本vs.スコットランド(横浜国際総合競技場)

 この日程を見ると、いろいろと理想的であることがわかる。

 まず、初戦ではヨーロッパ地区代表と戦うことになるが、その枠にはルーマニア(世界ランキング15位)が勝ち上がってくることが有力視されている。6月の対戦で勝った相手だけに、オープニングマッチで勝利すれば勢いに乗ることができるだろう。キャプテンのFL(フランカー)リーチ マイケルはこの初戦に対し、「緊張するゲームです。4試合のなかでひとつも楽な試合はないので、最初から100%の力を出していきたい。しっかり準備して自分たちの力を出し切り、自信をつけたい」と語気を強めた。

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