ラグビー日本代表のスーパーサイヤ人、
レメキが世界選抜戦でパワー炸裂

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenji

 高校時代に家族とともにオーストラリアへ移住し、「ニュージーランド代表になる」という夢を断念した。レンガ積みのバイトをしながら、あきらめずにラグビーを続けた。そんな時代は、もう遠い昔のこと。2009年にプロ選手として来日し、日々努力を重ねたレメキは、「世界で一番好きな国」という日本で、着実に目標をひとつずつ達成している。

 生まれ変わるのであれば「(漫画『ドラゴンボール』の孫)悟空かベジータのスーパーサイヤ人!」と語る、陽気なキャラクターのレメキ。「2019年のW杯、2020年の東京五輪に出場できたら、ラグビーを引退しようかな」と話すように、30歳〜31歳時に経験する日本でのふたつの大きな国際大会で、レメキはアスリートとしてのピークを迎えることができるか。

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