「女子大生コンビ」がトライ量産。日本代表が女子ラグビーW杯へ出陣 (6ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文・撮影 text & photo by Saito Kenj

 大会は中3日の強行日程のため、28名(プラス2名のバックアップメンバー)全員で戦うことが重要となる。そして、その攻撃的なラグビーを目指すサクラフィフティーンにとって、バックスの中軸を担うふたりの存在は欠かせない。清水は「体幹が強いので、持ち味はタックルを受けてもボールを動かすこと。身体を張ってチームを勢いづけたい」と語り、堤も「持ち味のスピードで勝負し、WTBの役目としてトライを獲りたい」と意気込む。

 ラグビー選手として活躍した後は「特別支援学校の先生になりたい」(堤)、「鍼灸師になりたい」(清水)と、それぞれの夢を持っている。初めてのワールドカップに挑む日体大2年コンビは、アイルランドの地で満開の笑顔を咲かせることができるか。

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